2月17日

これからの人生を左右する重大な決断を下しました。
しかしまあ、電話をするのが非常に辛いですな。1分電話するだけで寿命が1年は縮んでるんじゃないかと思います。最近、気を許した友人と話すのにも一々気合を入れないと口が開けないし、ましてやそれ以外の人と話すとなると、口がからからに渇くし、全身から汗が出るし、脳が痺れたようになって何も考えられなくて涙が出そうになる。正直、明日の修論発表には出るのは難しいかもしれません。まあ、別にもう卒業できなくても何の問題もない身の上です。授業料なんて払えないので、そのときは自主退学ですが。


今日はあまり患者さんがいなかったらしく、カウンセリングの時間を長めに取ってもらった。僕のうつ病社会不安障害から来ているらしい。最近、定期的にうつ症状が再発してきているので、薬を変えることになりました。カウンセリングの人と話すのも苦痛があるのですが、今の正直な気持ちを素直に吐き出せる場所があるというのは非常にありがたいことです。ここにはつらつらと書いてますが、やはり人に面と向かってこういうことを暴露できるわけがないのでね。
将来に対して、希望なんて欠片も感じられません。アカギばりの「死ねば助かるのに」なんていう強迫観念も頭の片隅にずっとこびりついたままです。完全に回復するまでずっと付き合っていくことになるでしょう。今日の朝も、大学を辞めてどうやって死のうか、ということばかり考えてました。どうやって後腐れなく皆と別れようか、とかね(笑


そんな自分にも希望がある明日が来るんじゃないか、という一縷の望みを託してこれから生きていくことになるでしょう。うつ病の人間にとって「頑張る」は厳禁なので、これから治療にどれくらいかかるか分かりませんがのんびりやっていきたいと思います。


あーそうそう、誤解の無い様に書いておきますと、人と話すのは苦痛ではありますが、友人と話すのは苦痛よりも安堵の感情のほうが大きいです。のんべんだらりと取り留めのない話をできるのがいかに有難いことか、いつも思い知らされます。今のような状況になる前は「彼女なんて別にいーよ」と突っ張ってた自分ですが、最近は近くにいてくれる人が欲しいなあなんて思い始めました(別に彼女じゃなくてもいいですが)。人に負担をかけるのは心苦しいですが、理解してくれる人がいるという安心感は何物にも変えがたいものだと、つくづく思いますね。